社会保険労務士の報酬は・・・
社会保険労務士になると、どれくらい稼げるのでしょうか？
もちろん、それは顧客や地域によっても違いますが、おおよその目安が存在します。
だいたいの報酬は、以下に挙げる基準を参照してもらえればと思います。
まず、比較的安価なのが「給与計算」という仕事です。
これは事務処理がメインなので、だいたい1件につき2万円程度が相場となっています。
「安いなあ…」と思うかもしれませんが、例えば10社と契約できれば、それだけで月20万円ほどの収入が確保できます。
よほどのことがない限り、食い扶持に困ることはなくなるはずです。
まずは、こうしたハードルの低い仕事から勝ち取っていくと良いでしょう。
次に、「顧問報酬」という仕事があります。
これは、ある会社と継続して契約し、業務を行っていくスタイルのことです。
毎月、定期的な収入が見込めるのが特徴です。
その分、1社当たりの報酬は安いのが普通です。
会社の規模にもよりますが、概ね1.5万円～数10万円ほどになります。
これも、1件当たりの報酬は安いですが、数社と契約をとることができれば、その分の収入が確保できます。
大事なのは「トータルでいくら稼げるか」なので、こうした仕事を積極的に受注していきましょう。
また、「労務・人事管理報酬」という仕事もあります。
これは社会保険労務士にとって「花形」といえるような仕事であり、報酬の相場も高いのが普通です。
だいたい、1件当たり2万円～10万円ほどになります。
会社の規模が大きければ、100万円を超えることもあります。
もちろん、社会保険労務士の間でも競争が激しくなる分野なので、この仕事を勝ち取れた際には、絶対に手放さないようにしましょう。
最初にも書きましたが、これらはあくまで「目安」なので、報酬はある程度自由に設定できます。
ですが、相場と比してあまりに高かったり安かったりというのは考えようです。
やはり、相場とはかけ離れていない額を基準に据えるべきでしょう。
そのうえで、以上のような仕事をトータルして計算すると、1ヶ月に100万円以上の報酬を得ることも夢ではありません。
社会保険労務士は「稼げる」資格といえます。
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毎年４月中旬に試験詳細が公示され、願書は毎年４月中旬～５月下旬までの期間受け付けており、本試験は８月下旬に行われ合格発表は１１月に行われます。
なお、受験資格がございますので十分注意してください。
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2015年3月29日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリー:社会保険労務士の開業、独立、実務と仕事、年収
