社労士の独立開業は簡単なのか?
社労士の独立開業は簡単なのか?
社労士の資格を考えておられる方の中には脱サラして、自分で開業して、事務所を立ち上げたいという方も多いと思います。会社の都合に縛られず、自分で勤務時間や仕事量を決められる、その上年収もサラリーマン時代よりも多いとなれば、独立開業を選択しない手はありません。しかし、この独立開業、そんなに簡単なものなのでしょうか?独立開業を成功裏に進めるためにはどうしたら良いのでしょうか?
まず、どの職業でもそうですが、社労士も独立開業しただけで、仕事が次々と舞い込んでくるということはありません。それは弁護士であっても、医師であってもそうです。どちらも非常に難関な資格ですが、廃業する弁護士事務所、閉鎖される病院はやまほどあります。ですから、社労士の資格を持っていることと、独立開業することはまったく切り離して考えたほうが良いかもしれません。
つまり、独立開業して成功するために求められるスキルはまったく別物だということです。例えばそのスキルとしては、顧客を開拓するためのコミュニケーションスキル、あるいは事務所の経営を管理するマネジメントスキル、自分で自分のスケジュールをタスク管理能力などが挙げられます。もっと実務的な能力としては、コンピューターや会計に関する知識も社労士とは関係ありませんが、知っておかないと事務所を運営していくことは困難でしょう。
また、独立開業するということは、他の事務所との競争にさらされるわけですから、その中で生き残っていくためにはどうしても他の事務所との違いを創造しなければなりません。例えば、社労士の資格に加えて、財務系のフィナンシャルプランナーの資格や、法律系の行政書士を取得するなど、ダブルライセンスなども強みになるでしょう。独立開業を考えている方であれば、そうしたことも視野に入れておく必要があります。
このように見てくると、社労士の資格をとってすぐに独立開業するのはあまり賢明でないと言えそうです。まずは、企業内社労士として経験を積んで、あるいは他の社労士事務所で人脈を作り、経営のノウハウを学んでから、開業するのが実際的といえるのではないかと思います。
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